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大学の研究員からスタートアップの研究員への歩み



インタビュー記事:澤井 優 研究員、博士(理学)



Q.共同著者として名前を連ねている論文がscienceに掲載されました。おめでとうございます。こちらの研究に際して、苦労をされた点はありますでしょうか。

(論文:https://science.sciencemag.org/content/369/6504/698)


 ありがとうございます。私は博士号取得後研究とは異なる職についていましたが、縁あって野田口研究室に参画することになり、このような成果に携わることができて野田口さんには大変感謝しています。


 今回の論文では接木成立に関与する因子の同定まで発表されていますが、私が関わったのは因子の同定へ向けた初期の頃で、様々な条件下の接木切片を作成し観察するということを繰り返したりしていました。毎日夜中まで接木部位の切片を見ていた時は夢にまで切片の画像が出てきていましたね(笑)。でも、観察を続け何が起こっているのかを探っていくのは大変面白かったです。



Q.野田口研究室からグランドグリーンに移籍して、どんな業務を担当されていますか?


 グランドグリーンに移籍してからは「遺伝子組み換えを必要としない汎用的なデリバリー技術の開発」をメインに担当しています。多くのメンバーが色々なプロジェクトに携わっており、メンバー間の情報交換も活発に行われています。私も接木カセット®︎を組み立てたり、接木をしたりとメインの担当業務だけでなく様々な業務に関わっています。



Q.野田口研究室からグランドグリーンに移籍して、変わったことはありますでしょうか?


 そうですね、研究を進めるにあたって意識するところが変わりました。企業では、とにかく「価値のあるモノを作る」ということが最優先事項です。


 研究は仮説をもとに進めます。研究過程で当初の仮説と異なる結果や予期しない現象に遭遇することがあると思います。その結果や現象に遭遇した際に、価値あるモノと判断すれば、追求する必要はあります。一方で、価値がないモノと判断すれば、追求してはいけません。迅速に価値判断するには、多くの知識や最先端の情報が必要であると実感しています。


 私はまだまだ未熟ですので、鋭意努力中です。その中で、常日頃から、一つ一つの実験における次の一歩が「価値のあるモノ」に繋がるのかを強く意識するようにしています。



Q.市販トマト品種のゲノム編集技術の開発の成功により一つの成果が出ましたが、いかがでしょうか。


まさに「なにもいえねぇ」です(笑)。成果が出たことは本当に嬉しいです。何より関わったメンバーも多く、それぞれが担当していたところでそれぞれの苦しみがあったと思います。その意味でも一緒に喜べて嬉しかったです。心残りはコロナ禍のためメンバー全員と祝杯をあげることができていないところですね...。さらなる技術拡大を目指していますので、既に次の成果に向けて邁進しています。




Q.現在の研究開発のチームの雰囲気はいかがでしょうか?


 現在、研究開発部のチームメンバーは12人です。業務内容のところでも触れましたが、多くのメンバーが複数のプロジェクトに関わっています。普段はラボワークでも、育種用の畑にみんなで定植や除草に行く日があったり、接木をする日もあったりします。多くのメンバーが関わるためか、メンバー間での情報交換も日々活発に行われています。各メンバーの業務負荷は少なくないと思いますが、効率よく回すにはどうすればいいかを意識して取り組む雰囲気になっていると思います。



お忙しい中、ありがとうございました。ぜひ、コロナ禍が落ちついたら、全員で祝杯をあげましょう!


現在、グランドグリーンでは研究員を含め、採用活動をしております。

メンバーは、親切な方ばかりです。また、活発な情報交換できますので、研究員として成長できます。

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